日本ハムが6月2日以来の3連勝、栗山監督「勝ちきらないと意味を持たない」
1点リードの7回に逆転許したドラ1堀に「すごくいい経験をしたと思う」
日本ハムは17日、本拠地でのロッテ戦に延長11回の末、サヨナラ勝ちを飾った。これで6月2日以来となる3連勝を達成。取りつ取られつの展開となったゲームについて、試合後に栗山英樹監督は「勝ちきらないと意味を持たない」と勝利を喜んだ。
1点リードの7回には、3番手としてドラフト1位ルーキーの堀を起用。ペーニャと中村にソロ弾2発を浴びて逆転を許したが、「すごくいい経験をしたと思う」とホロ苦登板からの成長に期待した。
――チーム全員で勝ち取った勝利。
「いいも悪いも、いろんな経験が前に進むためには、ああいう風な形で勝ちきらないと意味を持たないと思っているので。いろんなことがありましたけど、こういうことを経験しながら前に進みたい」
――今日の試合の結末について。
「勝ち切ることが大事なので、何でもいいです」
――サヨナラのホームを踏んだ岡選手に一言。
「岡に関しては、今年いろいろ苦しみながら一生懸命なんとかしようと思っているのでね。こういうものがきっかけになってくれるとうれしいね。あのスピードはチームに必要なので」
――7回2点リードの場面での堀投手の起用について。
「明日ファームに返すというのは最初から決まっていたので、今日どこかで必ず投げさせると決めていた。ああいう展開になったので。ランナーがいるよりもいない方がいいということで。あそこは面白い打順だった。いけると思っていったが、逆に言えばすごくいい経験をしたと思う。(今後は)少し長いイニングの準備をさせようと思っている」
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)