コミッショナーの今季開催“自信なし”発言に鬼才バウアーら続々反応「戦略」
鬼才バウアー「自信がないとする理由を説明してほしい」
大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーの発言が現役メジャーリーガーの間で物議を醸している。今季開催に向けた大リーグ機構と選手会の協議は選手の報酬面などを巡って停滞。マンフレッド氏は米スポーツ局ESPNに対し、「自信がない。対話がない限り、深刻なリスクは続く」と悲観的な発言をした。
マンフレッド氏は10日には今季開催に「100%」と自信を見せていたが、暗雲が垂れ込める発言。多くの選手たちがツイッター上で反応した。
トレバー・バウアー投手(レッズ)「ロブ、シーズンがあると100%確信しているのと同時に自信がないとする理由を説明してほしい。その発言の間に何が変わったんだ? 選手たちはシーズンを始めたいと言っているが、今は早過ぎるんだね? 今なら70試合以上実施できるのに、50試合しか実施しない理由を説明しなければならなくなる。『ノーシーズン』で脅して、『可能な限り多くの試合を行うために誠意を持って交渉していない』と思われるリスクを回避するために、あと2~3週間遅らせることが戦略」
ロベルト・ペレス捕手(インディアンス)「ロブ・マンフレッドが数日前に2020年シーズンが100%あると野球ファンに嘘をついたことが信じられない。今日、彼は自信がないとしている」
ジェイク・ディークマン投手(アスレチックス)「MLB、今夜僕はまだライブBPで投げるべき? 4時間後なんだ。だから教えて」
アストロズのマーティン・マルドナード捕手「100%の確信から確信なしへ」
本来なら強力なリーダーシップを取るべきコミッショナーの前言撤回発言。多くの現役メジャーリーガーは衝撃を受けたようだ。
(Full-Count編集部)