鷹ドラ5柳町、14年ぶり新人野手で開幕1軍 松田宣以来に「素直に嬉しい」
工藤公康監督は高く評価「本番に強いタイプと期待」
ソフトバンクのドラフト5位ルーキー柳町達外野手が、開幕1軍メンバーに入ることが決まった。ルーキー野手の開幕1軍は2006年の松田宣浩内野手以来となる。
全体練習後、柳町は開幕1軍を勝ち取ったことについて「入団当初から目指してきたところなので、まず一区切りではないですが、選ばれたことは嬉しく思います」と素直な思いを口にした。
そのうえで「1軍に残ってしっかり勝利に貢献することを目標にしたい。偉大な先輩たちがいる中で、どのような出され方をするかわかりませんが、出された場面、場面でしっかりと考えながら、自分にできることをやっていきたいです」と今後の目標を語った。
松田以来のルーキー野手の開幕1軍に「選んでいただいて素直に嬉しい」とし、大先輩の松田に関しては「気にかけてくださって、よくいじってくれたりするので嬉しいですし、そのいじりに応えていきたいです」と独特の表現で報道陣を笑わせていた。
工藤公康監督は「すごい結果というわけではないですが、新人でありながらここまで残してきた。本塁打も長打も打っていて本番に強いタイプと期待しています」とした。春季キャンプからドラフト1位の佐藤直樹と切磋琢磨してきたが、佐藤は故障のために2軍で調整中。まずは佐藤の分まで1軍で活躍したいところだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)