平野佳寿は「クローザーを務めるだろう」 米メディアが今季起用法を予想
米ブリーチャー・リポートは全30球団の救援陣ランキングを掲載した
大リーグは今季のシーズン消滅の可能性が出てきている。新たな年俸削減案などで争う大リーグ機構と選手会の協議は難航して停滞。いまだに着地点が見えてこない。そんな中で米メディア「ブリーチャー・リポート」は30球団の救援陣のパワーランキングを発表。1位は世界最速169キロ左腕、アロルディス・チャップマン投手を守護神とするヤンキースが選ばれた。
NPB出身投手が所属するチームでは元巨人の山口俊、元日本ハムのアンソニー・バース、元阪神のラファエル・ドリスが所属するブルージェイズが15位に選ばれた。「バースは2019年にシアトルで防御率3.56とし、最も重要なセットアッパーとなるはずである。日本で活躍したドリスとシュン・ヤマグチも含まれる」と16年に日本ハムの日本一に貢献した右腕に期待を寄せた。
元中日のジョエリー・ロドリゲスが所属するレンジャーズは23位。昨季41ホールドを挙げて最優秀中継ぎ投手に輝いた左腕については「2017年にフィリーズで防御率6.33としたが、日本で圧倒的な2シーズンを送り、メジャーに復帰する」と期待。30位と格付けされたマリナーズ・平野佳寿投手については「昨季ダイヤモンドバックスで防御率4.75とし、MLBのキャリアで4セーブを挙げている。彼はマリナーズのクローザーを務めるとみられている」と紹介されている。
(Full-Count編集部)