阪神・西勇が巨人・菅野から“衝撃”の先制ソロ 左翼ポール直撃の一発
両軍初安打が西勇のアーチ、静寂切り裂き、左翼へ大きな当たり
■巨人 – 阪神(19日・東京ドーム)
阪神・西勇輝投手が驚きの一発を放った。19日の巨人との開幕戦(東京ドーム)の3回2死。ここまで完璧な投球で8人の打者を打ち取ってきた巨人のエース・菅野智之投手から均衡を破る今季1号ソロ。左翼ポール直撃の大きな一発だった。
静寂の中、西勇のバットの快音が響いた。打球がポールに直撃すると、三塁側の阪神ベンチは大盛り上がり。矢野監督もガッツポーズを披露した。エース同士の緊迫の投手戦で幕を開けたこの試合。両チームを通じて初の安打が西のアーチだった。
西勇は2018年までオリックスに在籍していたため、ほとんど打席に立つことはなく、10年間で34打席のみ。昨年、阪神に移籍してシーズン通じて、打席に立つことになったが、うれしいプロ初本塁打となった。過去には一緒に自主トレーニングを行ったこともある球界のエースからの一発は、忘れられない感触となるはずだ。