ハム有原、甲子園4強の母校・広陵を刺激に7勝目狙う「粘り強く投げたい」
母校は22日に天理と対戦「勝ってほしい」
日本ハムの有原航平投手が22日、7勝目を懸けて敵地でのオリックス戦に先発する。
前回登板した16日ロッテ戦では7回6安打1失点と好投して、1か月半ぶりに白星を上げた。「引き続きチームが勝てるように、この前のようにランナーを出しても粘り強く投げたい」と力を込めた。
中5日での登板となるため、キャッチボールでも投げ過ぎに注意して調整を進めてきた。20日には札幌ドームのブルペンで36球を投げ「いいボールを投げられていた」と好感触を得ている。
母校・広陵の快進撃に勇気をもらっている。甲子園夏初制覇へ向けて今日22日に準決勝で天理と戦う後輩たちに「勝ってほしい」とエールを送る。甲子園出場が決まった際、恩師の中井哲之監督に連絡を入れると、逆に励まされたという。「“お前も頑張れ”と言われました。後輩たちの活躍を刺激にして頑張りたい」と表情を引き締めた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)