タンパで始動の田中将大に同僚が太鼓判 「調子良さそう」
イバン・ノバが田中の順調な調整ぶりを語る
ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)にフロリダ州タンパのマイナー施設でキャッチボールなどで練習を開始した。昨年、右肘靭帯の部分断裂で2か月半離脱したことから再発の危惧も存在するが、同僚は順調な調整ぶりに太鼓判を押した。地元紙ニューヨーク・デイリーニューズが報じている。
21日のヤンキースのバッテリー陣の練習開始に先駆けて、田中は動き出した。約30分間キャッチボールや遠投を行った。
記事によると、ともに先発ローテーションを形成するイバン・ノバ投手が田中の復調ぶりに太鼓判を押しているという。
「彼はまったく同じに見えるね。いつも笑っているし。彼の投球練習を見た時には、調子は良さそうだったよ」
ノバはそう語っている。同選手は昨季開幕直後に右肘靭帯部分断裂により、トミー・ジョン手術を選択しており、現在リハビリ中。6月の復帰を目指しているという。一方、田中は昨年7月に同じ故障を負ったが、専門医の診断により保存治療を選んだ。
「彼がまた投げられるようになるか分からなかった。でも、シーズンの最後に2試合投げて、何事も起こらずに戻ってきた。それはすごいことだよ」
同じシーズンに投手の生命線となる肘を痛めた仲間の順調な回復ぶりに、ノバは感服している様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count