選手会、60試合制案の賛否を選手間投票で決定へ 7月下旬開幕なるか
MLBの60試合制案は7月24日から26日の開幕の場合、9月末で終了する見込み
大リーグ機構は早くても7月24日から26日に開幕し、9月末でレギュラーシーズンを終える60試合制案を提示した。新たな年俸削減案などで争う選手会はナショナルズのマックス・シャーザー投手ら8人の選手会役員らが協議を行うが、21日(日本時間22日)以降に全30球団の代表者を交えて選手間投票を行って意思決定すると米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が伝えた。
ナイチンゲール記者によると、大リーグ機構は新型コロナウイルスの影響で中断となっているスプリングトレーニングの再開を7月までに遅らせる予定。全30球団のキャンプ施設があるアリゾナ、フロリダ両州では新型コロナウイルス感染者が急増。スプリングトレーニングはカナダ・トロントを本拠地とし、他国からの入国制限のあるブルージェイズを除いて各球団の本拠地で再開されるという。
フィリーズなどで新型コロナウイルス感染者が続出したことを受け、全30球団のキャンプ施設を一時的に封鎖された。選手会は感染防止対策などの情報収集し、60試合制案に対する選手間投票を21日から数日かけて行う見込みだ。
(Full-Count編集部)