田中将大が9勝目で4年連続2桁勝利王手、天敵タイガースに自身初勝利
DLから復帰後初戦で7回を1発含む6安打3失点の好投
ヤンキースの田中将大投手は22日(日本時間23日)、敵地でのタイガース戦に先発し、今季9勝目(10敗)を挙げた。7回を投げて1被弾を含む6安打4奪三振無四球3失点(自責3)の力投で、メジャー移籍以来4年連続の2桁勝利に王手。打線が爆発したヤンキースは、13-4の大勝でワイルドカード争い1位を守った。
前回9日(同10日)ブルージェイズ戦の後、右肩の炎症で故障者リスト(DL)入りした田中。復帰後初戦は、ここまで通算4試合に先発しながら白星がなかった“天敵”タイガースだった。だが、初回に味方打線が3点を先制すると、マウンド上の右腕は打って取らせる効果的なピッチングでアウトを重ねた。
初回から6者連続凡退に仕留めると、3回に2安打で1失点。4回からの3イニングもわずか1安打に抑えたが、7回に再び失点した。1死二塁からカステラノスに右翼へ2ランを被弾。だが、最後はマキャンを三ゴロに打ち取り、90球64ストライクで降板。8回からのマウンドを救援に託した。
この日は打線が爆発した。1回の3点を皮切りに、奇数回に複数得点を挙げ、16安打13得点でタイガースを撃破。田中は対戦5戦目にしてタイガースから1勝をもぎ取った。
(Full-Count編集部)