家族総出の応援にロッテ・スタンリッジが力投 「いい投球ができた」
6回2失点で4勝目
ロッテのスタンリッジが23日の楽天戦で、家族総出の応援にも支えられて2日の日本ハム戦以来の今季4勝目を挙げた。初回に4点の援護をもらい、6回94球7安打2失点でしのいだ。
3回ペゲーロに146キロの直球を23号2ランと完璧にとらえられ、さらに島内、聖澤を連続して歩かせ2死満塁と墓穴を掘りかけた。しかし藤田を148キロの速球で一直。5回は島内をスライダーで遊ゴロ、6回は嶋を同じくスライダーで三ゴロと2度の併殺で追加点を許さなかった。
「初回の4点で楽に見られるかと思ったが、制球に苦しんだ」と伊東監督は苦笑したが要所は締めた。
助っ人右腕は「田村のリードもよかった。自分の仕事をしっかりやるだけ。子供が3人応援に来てくれたんで、いい投球ができた」と長男キャッシュ君、日本人養女のケインちゃんら子供3人をお立ち台に上げ、家族で勝利の喜びを分かち合った。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)