堂々デビューの鷹3年目・笠谷 工藤監督が見る左腕の“良さ”とは
左腕の堂々デビューに工藤監督も高評価
堂々のプロデビューを飾った。ソフトバンクの3年目左腕・笠谷俊介投手。23日の西武戦(ヤフオクD)。9点の大量リードを奪うと、8回からマウンドに上がり、2イニングを無安打無失点。点差があったとはいえ、浅村や山川といった強力西武打線の打者から三振を奪う投球は、デビュー戦としては上々だっただろう。
大分商業高校から2014年のドラフト4位でソフトバンクに入団した笠谷。身長173センチと小柄な左腕の良さは、どこにあるのだろうか。
この日の投球を見て「36年前を思い出した」と自らのデビュー戦と重ね合わせた工藤公康監督。通算224勝を誇る名投手だった指揮官は、この左腕の良さをどこに見たのだろうか。
「低めに集まっている。変化球も、真っ直ぐもね。低めに投げることを、意識してやってきたというのが分かる。ストレートの回転の良さを持っているし、いいところをどんどん伸ばしていけるようにやって欲しいと思いますね」