3回7失点KOの西武菊池、不正投球は言い訳にせず「今日に関しては力不足」
前回登板から修正図るも「また1週間で何とか改善しないといけない」
西武の菊池雄星投手が、またしても天敵にやられた。24日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。プロ入りから16試合で0勝11敗だったソフトバンクと17度目の対戦となったが、初回の初球に二段モーションによる反則投球を宣告され、そこから2イニングで7失点。結局、3回7失点でKOされ、17度目の登板も敗戦。これで通算0勝12敗となった。
試合後、菊池は「今日に関しては力不足。反則投球以前。前回(の楽天戦)は完封している中で、打たれたというのは、そこ(不正投球)は言い訳には出来ないですし、別問題と捉えている」と潔く完敗を認めた。
初回先頭の川島に投じた初球。空振りを奪った真っ直ぐが、二段モーションによる不正投球と宣告された。
「チェックも厳しくなっているだろうし、取られるなら初球で取られるんだろうなと思っていた。取られたなら取られたで、切り替えてクイックで投げようとイメージしていたので、そこは本当に動揺もなかった」
2球目からはクイックに切り替えて投げたが、ソフトバンク打線に捕まった。
川島をストレートの四球で歩かせると、柳田に左翼フェンス直撃の適時二塁打。さらにデスパイネには2ランを浴び、初回に3点を失った。2回には高谷に左前適時打を浴び、今宮には3ランを被弾。2回までに7失点を喫し、3回終了後にマウンドを降りた。