スタントン衝撃2発で50号王手! 62本塁打ペースで史上6人目60発超えへ前進
球宴以降は39試合23本塁打、早くもキャリア最高タイの105打点に到達
マーリンズの主砲ジャンカルロ・スタントンがまたマルチ本塁打を放った。25日(日本時間26日)の本拠地パドレス戦。初回に先制の48号2ランを放つと、3回には2打席連発となる49号ソロをマークし、50本塁打に王手をかけた。1試合2本塁打は今季9試合目で、チームの8-6の勝利に貢献。これで8月は16発目。オールスター以降、39試合で23本と本塁打を量産する27歳は、史上6人目となる60本塁打超えにまた一歩前進した。
衝撃の当たりを連発した。初回無死一塁の場面で、左腕ウッドから左翼の客席を大きく超える2ランを放つと、3回先頭で迎えた2打席目には同じくウッドから右中間へソロ弾をマーク。本拠地は大興奮に包まれた。
4月、5月、6月と7本塁打ずつだったスタントンは7月に12発を放つと、8月はここまで16発。オールスター前は86試合で26本だったのに対し、オールスター後は39試合で23本と驚異的なペースで本塁打を量産する。このままならシーズン62本を超えとなる。シーズン60本超えなら、2001年にバリー・ボンズが73本塁打を打って以来、16年ぶりで、メジャー史上6人目となる。
MLB公式サイトでもスタントンの2本塁打を速報。ナ・リーグの8月の本塁打記録にあと1本と迫っているとレポートし、マルチ本塁打が今季9試合目、通算27試合目だったことも伝えた。この日は5打点を挙げ、キャリア最高タイの105打点となったこともレポートした。
マーリンズはこの日、オズナが1点ビハインドの7回に逆転の30号3ランを放って勝利。イチローは7回に代打で出場したが三振に倒れている。