ロッテ井口に古巣ソフトBのファンも大歓声 27日が福岡ラストゲームに

ロッテ・井口資仁【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・井口資仁【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

ダイエー時代のチームメート和田と対戦へ、伊東監督「DHで使うつもり」

 今季で現役を引退するロッテの井口資仁内野手が、古巣のファンからも大きな歓声を受けた。26日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。2点リードで迎えた8回2死二、三塁の場面で代打で登場すると、1997年から2004年まで8年間を過ごした福岡のファンからも大きな拍手と歓声が巻き起きた。

 左腕のモイネロと対峙した井口。3ボール2ストライクのフルカウントから放った打球は三塁へのゴロに。だが、ボールを処理した松田が一塁へと悪送球し、2人の走者が生還。リードを4点に広げる一打となった。

「ヒットにしたかった」と試合後に話した井口。27日のソフトバンク戦(ヤフオクD)後の28日に出場選手登録を抹消され、引退試合となる9月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に備えることが決まっている。9月26日にもう1試合、福岡でのソフトバンク戦があるが、この試合には出場せず、27日の試合が、かつての本拠地での最後のゲームとなる可能性が高い。

 27日はダイエー時代のチームメートだった和田毅が先発する予定。この日の試合後、伊東勤監督は「井口は明日どこで使うかは分からないけど、出来るならDHで使うつもり」と話し、福岡でのラストゲームでスタメン起用となる可能性も。「明日はしっかり打てるように頑張ります」と語った井口。vs和田という夢の対決で、福岡での花道を飾ることが出来るだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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