26歳が今季3度目5安打 MLB記録に王手も…達成者はイチローら“偉人”のみ!?
イチローの“大記録”に改めて脚光、全4人の達成者が凄すぎる!?
ブレーブスのエンダー・インシアルテ外野手が30日(日本時間31日)の敵地フィリーズ戦で5打数5安打4打点と活躍した。インシアルテの1試合5安打は、これで今季3度目。米メディアによると、1試合5安打のメジャー記録は過去に4選手がマークしたシーズン4度で、2004年に達成したイチロー外野手(マーリンズ)が再び脚光を浴びている。
26歳のインシアルテは初回にセンター前ヒットを放つと、2回にはセンター前への適時打。さらに、3回にもセンターへの2点打。5回はこの日3本目のセンターへの適時打を放ち、7回のライト線への三塁打で圧巻の“安打ショー”を締めくくった。9回は四球で、全6打席で出塁という大活躍で9-1での快勝に貢献した。
MLB公式サイトのツイッター「MLBスタッツ・オブ・ザ・デイ」は「エンダー・インシアルテは2000年以降で1試合5安打以上をシーズン3度記録した4人目の選手になった」とレポート。他の3人は、チャーリー・ブラックモン、ユネル・エスコバー、イチローと紹介している。米サイト「Rotoworld.com」の編集者、マシュー・パウリオット氏のツイッターによると、1913年以降で見ても史上21人目の快挙だったという。
ただ、イチローは2004年に1試合5安打を4度記録しており、これはメジャータイ記録。パウリオット記者はツイッターで「1シーズンでの(1試合5安打以上の)メジャー記録は4度。とてもすごい4人組だ。1922年のカッブ、1948年のミュージアル、1993年のグウィン、2004年のイチロー」とレポートした。
“球聖“タイ・カッブに、カージナルス一筋で歴代4位の3630安打を記録したスタン・ミュージアル、そしてパドレス一筋で同18位の3141安打を放った“安打製造機”のトニー・グウィン。ここに、現役で安打数を積み上げているイチローを加えた4人が記録保持者だという。すでに死去している3人は野球殿堂入りを果たしており、イチローも引退後は有資格初年度でのクーパーズタウン行きが確実と見られている。まさにレジェンドだけが達成している“大記録”と言える。
残り試合で、インシアルテはここに割って入ることは出来るだろうか。
(Full-Count編集部)