巨人パーラの「ベイビーシャーク」への愛 米メディアに語る「みんなにパワーを与える」

巨人のヘラルド・パーラ【写真提供:読売巨人軍】
巨人のヘラルド・パーラ【写真提供:読売巨人軍】

「このミュージックをもう変えることは出来ないよ。これは、僕にとっては感情そのものだ」

 昨季ナショナルズでワールドシリーズ制覇に貢献し、今季は鳴り物入りで巨人に加入したヘラルド・パーラ外野手。加入1年目は29日現在で8試合で打率.286、3本塁打8打点と巨人打線の中心としてまずまずの活躍を見せている。

 登場曲の「ベイビーシャーク」も知られるパーラの巨人での1年目を米メディアも注目。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「ヘラルド・パーラは『ベイビーシャーク』が日本でもタイトルをもたらしてくれることを願っている」として、特集記事を掲載している。

 日本のプロ野球は3か月遅れて6月19日に開幕。パーラも開幕戦から巨人の一員としてプレーしている。29日までに8試合に出場し3本塁打を放っているパーラについて記事では「プレーしない時間が長かったこと、新しい国に順応しなければならなかったことにもかかわらず、パーラは良いスタートを切った」として評価した。

 開幕2戦目の阪神戦では来日初本塁打を放ち、チームメートたちには「ベイビーシャーク」にちなんだ「サメポーズ」でパーラを出迎えた。記事では「振り返ってダグアウトを見たら、みんなもやっていた。本当にみんながね。これを見てハッピーになった。チームが団結すれば、全てのことがポジティブになる」とするパーラのコメントを紹介している。

 記事では、1月に行われた入団会見での様子も伝えており「ジャイアンツが、ベイビーシャークを流し、高座に座っている人にベイビーシャークのシャーク手袋が渡され、原監督でさえシャーク手袋をつけてシャークダンスに参加した」と言及している。

 日本でも既に代名詞となる「ベイビーシャーク」について、パーラは記事の中で「このミュージックをもう変えることは出来ないよ。これは、僕にとっては感情そのものだ。これで、みんながハッピーになる。今は、スタジアムにファンがいないけど、でも、みんな、これが大好きみたいだ。(この曲が)みんなにパワーを与えれくれる。チームが優勝することも助けてくれると思う」と語っている。

(Full-Count編集部)

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