マイナーでプロ入り2か月の21歳中堅手が美技3連発! 縦横無尽にダイブ
今季ドラフト12巡目指名のレイズ傘下1A、カール・チェスター外野手
1日に一度でもファインプレーをできたら、言うことはなく満足だろう。2度出たら、その日が気分良く眠りについて、翌朝の目覚めも爽快だろう。3度出たら…。それはもう想像のできない世界だ。だが、米マイナーで1日に3度美技を魅せた中堅手が登場した。レイズ傘下1Aハドソンバレーに所属するカール・チェスター外野手だ。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が伝えている。
29日(日本時間30日)に行われた本拠地でのトリシティ戦。この日はダブルヘッダーが行われ、チェスターは2試合とも「2番・中堅」で先発した。まずは左翼寄りのセンター奥への飛球を背走。スーパーマンを彷彿とさせるジャンプで好キャッチすると、続いて左中間に落ちそうな飛球を横っ飛びキャッチ。最後は右中間深くに飛んだ飛球をグラブを目一杯延ばし、体勢を崩しながら捕球すると、そのままフェンスに直撃した。
第1試合は延長10回の末に0-2で敗れたが、第2試合は延長12回に4-3でサヨナラ勝ちした。今年のドラフト12巡目で指名され、プロ入り2か月の21歳外野手は、1日で合計22イニングをフル出場。3度も美技を連発し、早くもその存在を力強く知らしめた。