ロッテ伊東監督、中継ぎ不足に苦悩「上げる投手がいない」

ロッテ・佐々木千隼【写真:編集部】
ロッテ・佐々木千隼【写真:編集部】

ドラ1佐々木も1軍再登板遠い? 伊東監督、名前「全くあがっていない」

 2軍で調整しているドラフト1位ルーキー・ロッテ佐々木千隼投手の今季中の1軍再先発が厳しくなってきた。ロッテ伊東監督は1日、日本ハム戦の試合前、「(下から推薦する名前に佐々木は)全くあがっていない」と語った。

 今季は11試合に登板し、2勝7敗、防御率5.61で7月6日に登録抹消。2軍では6試合に登板、1勝2敗で防御率4.03だが、8月中の練習中に背中を痛めるなど、調子はあがっていない。

 8月31日のオリックス戦では先発の関谷が6失点KO。2番手の宮崎は7失点と火に油を注ぎ、21被安打。スタンリッジが腰の張りで離脱し、チェンが緊急先発するなど、中継ぎを含めてピッチングスタッフのやりくりが大変な状況だ。

「中継ぎが不足して(8月31日の)ゲーム中に誰か下から上げようと相談した。土肥はどうかと言ったら先発したばかりで、上げるピッチャーがいないという。いなければしょうがない」と伊東監督。スタンリッジは「10あった痛みが2から3ぐらいになって、投げられそうにはなっているが、残り試合との絡みで」と指揮官。シーズン終盤にきて頭が痛い状態が続いている。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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