イチロー、日米通算3563試合出場 ローズ氏のMLB最多3562試合を抜く
イチロー二ゴロも、代打での打数でメジャー記録更新
マーリンズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)の本拠地フィリーズ戦で代打で出場したが二ゴロに終わった。メジャー通算3069安打と変わらず、歴代21位のキャップ・アンソン(3081本)まで残り「12」のまま。一方、この日はメジャー通算2612試合目の出場となり、日米通算3563試合(NPB951試合)でピート・ローズ氏のメジャー最多3562試合を上回った。この日、マーリンズは1-3で敗戦。同点で迎えた延長12回に田澤純一投手が2失点し、4敗目を喫した。
イチローは8回2死走者なしの場面で代打で出場したが二ゴロに倒れ、その後、守備に就かずにベンチへと下がった。この日は1打数無安打で打率.247。また今季の代打での打席数90がメジャートップとされていたが、球団はこの日の試合前にラスティ・スタウブの94打席(1984年)、マーク・スウィーニーの92打席(2008年)に次ぐ3位と発表。この日は91打席目となり、歴代2位にあと1打席となった。一方、代打での打数は試合前の時点で「83」で2001年のレニー・ハリスと並び最多と発表されており、この日84打数でメジャー記録を更新した。
田澤は1-1の延長12回にマウンドに上がり、ヒットと四球で2死二、三塁のピンチを迎えるとウィリアムスに2点適時打を許し、黒星を喫した。田澤は3勝4敗、7ホールドで防御率5.86となっている。
(Full-Count編集部)