フィリップス名二塁手がおしゃれすぎる美技 エンゼルスにMLB最強の二遊間コンビ誕生!?
名手フィリップスが早速“らしさ”発揮、「背面トスで併殺開始後ポーズを決める」!?
ブレーブスからエンゼルスに移籍した名手、ブランドン・フィリップス内野手が早速“らしさ”を見せている。
これまでも数々の“おしゃれ”なプレーでファンを魅了してきた二塁手は、4日(日本時間5日)の敵地アスレチックス戦で見せ場を作った。9-7と2点リードで迎えた7回1死一塁の場面、アスレチックスのマックスウェルが打った二遊間への痛烈なゴロをダイビングでストップ。これだけでも十分に美技だったが、フィリップスが魅せたのはここからだ。
捕球後、二塁ベースに背を向けた状態で両膝をついて正座のような状態になると、右手で背後を通すトス。敵地がどよめきに包まれる中、そのままの姿勢でしばらく静止した。ボールを受けたメジャーNO1遊撃手のアンドレルトン・シモンズは、一塁へ力強い送球。名手2人で難易度の高いダブルプレーを完成させた。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「ブランドン・フィリップスが背面トスでダブルプレー開始後ポーズを決める」とのタイトルでこのプレーを特集。「7回裏、ブルース・マクスウェルがセンター方向に鋭いゴロを放った。フィリップスがダイブし、見事な逆シングル捕球をした。すると彼は背面トスでダブルプレーを始めた」と伝えた。
さらに「見どころはどこか? フィリップスがトス後に背中に腕を伸ばしたまま固まったところだ。家で彼のフォームを学んでいるか、二塁手のスケールモデルを作っている人がいたときのために」と冗談交じりに言及している。
長年レッズでプレーし、名二塁手としての地位を確立したフィリップスは、昨オフにブレーブスに移籍。そして、8月31日にプレーオフ進出を目指すエンゼルスにトレードで加入した。近年は守備力の低下も指摘されていたが、シモンズと形成する二遊間は、まさに夢のような名手コンビ。これからも2人のプレーから目が離せない。