ヤンキースキャンプ合流の松井氏に最大の歓声 米紙「ファンのお気に入り」
現役選手をしのぐ歓声を浴びた松井氏、改めて人気の高さを証明
2012年限りで引退した松井秀喜氏が26日(日本時間27日)、フロリダ州タンパで全体練習が始まった古巣ヤンキースのスプリングキャンプにゲストインストラクターとして参加した。詰めかけたファンから現役選手をしのぐ最大の歓声を受け、ゴジラ人気の高さを改めて証明している。地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」が報じた。
松井氏は初参加となった去年に続き、スプリングキャンプにやってきた。昨年と同じように、打撃投手を務めたり、若手選手へアドバイスを送ることになりそうだが、記事では「観衆はほとんど落ち着いていたが、この日最大の歓声はファンのお気に入りで、2009年ワールドシリーズMVPのヒデキ・マツイに送られた」と報じている。
田中将大投手、CC・サバシア投手、アレックス・ロドリゲス内野手ら現役選手のビッグネームもいる中で、ゴジラは観客から最も歓迎されたという。
松井氏は今年、巨人のキャンプ視察のために2年連続で宮崎を訪問。さらに、その後はDeNA・中畑清監督の強い要請で沖縄・宜野湾を訪れ、初めて古巣以外の球団の春季キャンプを視察するなど、幅広く活動している。
昨年は、親友であるデレク・ジーターの引退セレモニーに出席するなど、数度にわたってヤンキースタジアムを訪れ、その度にニューヨークのファンから大歓声を浴びた松井氏。2012年限りで現役を引退したが、アメリカでもその人気は未だ健在だ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count