人気チア・チュンチュンも歓喜した 台湾・中信兄弟が4年ぶり6度目の前期V決める
14日の統一ライオンズ戦に勝利して前期優勝を決めた中信兄弟
6月19日に開幕を迎えた日本のプロ野球。これに先立って世界で最も早く開幕を迎えたのが、台湾のCPBLだ。4月12日に開幕し、14日に中信兄弟が4年ぶり6度目となる前期優勝を決めた。
昨季までソフトバンクに在籍したアリエル・ミランダ投手が加入した中信兄弟。日本でも人気の美人タレント・チュンチュンがチアチーム「Passion Sisters」のメンバーとして活動していることでも知られるチームだ。
35勝23敗で14日を迎えた中信兄弟は、台南で統一ライオンズと対戦。許基宏の2ランなどでリードを奪うと、元ヤンキースで2017年にはBCリーグの石川に在籍していたホセ・デポーラが9回を1人で投げ抜き、5安打1失点、14奪三振を奪う好投を見せてリードを守り抜いた。
この結果、中信兄弟は36勝23敗の貯金13とした。2位の楽天モンキーズに3ゲーム差をつけ、前期の優勝が決まった。7月11日の富邦ガーディアンズ戦では試合前に可憐なダンスを披露していたチュンチュンら「Passion Sisters」。優勝決定の瞬間は敵地のため、スタンドで見届けることはできなかったが、彼女らの後押しも中信兄弟の力となったことだろう。