マーリンズ監督がイチロー起用法に言及 「ほぼ毎試合起用する方法ある」
MLB公式サイト「とてつもないほど素晴らしい状態」「大きな衰えは存在しない」
マーリンズのマイク・レドモンド監督が「4番手外野手」として獲得したイチロー外野手の起用法について言及し、「ほぼ毎試合使う方法はある」としている。MLB公式サイトが「イチローはマーリンズ打線でプレーする準備ができている」と報じている。
フロリダ州ジュピターで行われているスプリングキャンプで、41歳の大ベテランは存在感を発揮しているようだ。記事では「イチローは予想通り、とてつもないほど素晴らしい状態だ。彼の周到な準備とバットスピード、そして、全般的な技術の高さで球団にすでに感銘を与えている。メジャー15年目を迎えるが、目に見える大きな衰えというものは存在しない」と称賛している。
マイク・レドモンド監督は3日(日本時間4日)、ロジャー・ディーン・スタジアムで行われるマイアミ大学との練習試合でイチローがライトで先発することを発表している。レギュラー陣は1、2イニングで1打席程度の限定的な出番となる予定だという。
マーリンズの外野陣は北米スポーツ史上最高の大型契約を結んだジャンカルロ・スタントン右翼手、マルセル・オズナ中堅手、クリスチャン・イェリッチ左翼手と平均年齢24歳の若いトリオがレギュラー。いずれも実力者でメジャー最高とも称されている。4番目の外野手という立場を受け入れているイチローだが、キャンプ初日には地元メディアに自信を見せている。
「僕は役割を理解し、受け入れます。でも、昨年を振り返れば、僕は5番目の外野手だった。だから、どうなるか楽しみですね」
通訳を介してこう話していたイチロー。昨季はヤンキースで代打や代走、守備固めなど限定的な出番から一時はライトのレギュラーの座を勝ち取った。最終的に385回、打席に立っている。