田中将大の去就にも影響? ヤンキース昨季18勝ヘルマンが現役引退を示唆
自身のインスタグラムに「野球を辞めます。皆さん、ありがとう」と投稿した
ヤンキースのドミンゴ・ヘルマン投手は17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムで「野球を辞めます。皆さんありがとう」と投稿。米複数メディアが現役引退を示唆したと伝えている。
ドミニカ共和国出身の27歳右腕は、メジャー3年目の昨季、27試合に登板して18勝4敗、防御率4.03とキャリアハイの成績を残した。しかし、7年ぶり19度目の地区優勝を決めた9月19日(日本時間20日)にドメスティックバイオレンス(DV)規定違反で休職リストに。1月にMLB機構は81試合の出場停止処分を確定し、昨季の欠場分は遡って適用されたため今季は開幕から63試合の出場停止となっていた。
さらに、今季はコロナウイルス禍によって60試合のシーズンとなったことからレギュラーシーズンの全試合に出場できない状況に。大リーグ公式サイトヤンキース番ブライアン・ホック記者によると、昨季のポストシーズンを欠場したことから今季プレーオフ進出した場合には出場可能とされるが、ほぼ1シーズンを棒に振ることとなっていた。
ホック記者は、アーロン・ブーン監督が「インスタグラムの投稿について聞いたが、それについてそれ以上話すことはないと語った」と伝えている。ヤンキースは今オフに、田中将大投手とジェームズ・パクストン投手がFA、ベテランのJA・ハップ投手もオプション次第ではFAとなる。これにヘルマンも現役引退となれば……。田中の去就にも大きな影響を及ぼしそうだ。
(Full-Count編集部)