山口所属のBジェイズ、本拠地での公式戦が禁止に 「カナダ政府の決定を尊重します」
カナダ政府が新型コロナの影響を懸念し国境を越える試合実施を認めず
新型コロナウイルス感染拡大を受けブルージェイズは今シーズン、本拠地トロントでの公式戦開催が禁止された。AP通信が伝えている。
当初はトロント市、オンタリオ州から試合開催の許可が出ていたが、カナダ政府は「今回のパンデミックで最も被害の大きな国の1つであるアメリカにチームが行き来することが安全だとは思わなかった」とし、猛威を振るう新型コロナの影響を懸念し、国境を越える試合実施を認めない決定を下した。
カナダ移民省のマルコ・メンディチノ大臣も「MLBとブルージェイズのレギュラーシーズンの提案を受け入れることは、我々に深刻なリスクを与えると考えた。許可することは国のためにならないという結論に達した」と、感染拡大を抑えるための決断だったことを口にしている。
これを受け、ブルージェイズは球団公式ツイッターで「我々のコミュニティー、ファンとチームの安全が最優先事項です。球団は、カナダ政府の決定を尊重します。カナダのファンの皆さんの前で再びプレーできる日を楽しみにしています」とコメントを発表している。
(Full-Count編集部=AP)