「本当に心強かった」 田中将大が打球直撃後初めて打者へ投球、ブーン監督も安堵
頭部への打球直撃後初めて打者と対戦して20球を投じた田中
ヤンキースの田中将大投手が21日(日本時間22日)、打者との対戦に登板して20球を投じた。4日(同5日)の練習中に頭部に打球が直撃してから初めての打者相手への投球。5人の打者と対戦し、無安打2四球という内容だった。
頭部直撃というアクシデントから慎重に調整を進めていっている田中。MLB公式サイトはヤンキースのアーロン・ブーン監督のコメントを伝え、指揮官は「力強かったと思う。直球には伸びがあった。非常に良い球が行っていたと感じている」と語り、この日の田中の投球を高く評価した。
順調にいけば、7月31日(同8月1日)のレッドソックス戦での復帰が見込まれている田中。今後は26日(同27日)に実戦形式の打撃練習に登板し、球数を倍に増やす予定だという。ブーン監督は「マウンドに再び立ち打者と対戦することは、間違いなく大事なステップだと思う。今日見ることができた彼の姿は本当に心強かった」としている。
(Full-Count編集部)