「これは履正社安田」 プロ初4番のロッテ17年ドラ1“左の大砲”に開花の兆し
ロッテの安田が21日の西武戦でプロ初4番となる「4番・一塁」でスタメン出場
■西武 8-3 ロッテ(21日・メットライフ)
ロッテの安田尚憲内野手が21日の西武戦(メットライフドーム)でプロ入り初の4番に座った。初回に中前タイムリーを放つなど4打数2安打1打点。2017年のドラフト1位の活躍にファンも「伸びしろ」「これは履正社安田」と大きな期待を込めている。
期待の大砲候補が開花の兆しを見せている。2017年のドラフトでは3球団が競合の末、1位指名でロッテ入り。ルーキーイヤーの18年は17試合に出場し打率.151、プロ初本塁打も記録するなど期待されたが、昨年は1軍出場は「0」に終わっていた。
今季はプロ初の開幕1軍入りを果たし、ここまで20試合に出場し打率.194、2本塁打6打点。数字だけを見ればまだまだ物足りないが、井口監督の期待は大きい。
21日の西武戦では「4番・一塁」でスタメン出場すると、西武今井から初回に中前タイムリー、5回の第3打席でも右前打を放つなどマルチを記録。プロ初の4番で結果を残した。和製大砲の活躍に「パーソル パ・リーグTV」も「4番・安田尚憲が秘める大きな可能性」とのタイトルで動画を公開している。
3年目で1軍定着に期待がかかる安田にファンも「伸びしろですね」「これは履正社安田」「打球音が気持ちよすぎる」「打球速度はや」と大絶賛。
同世代にはヤクルト村上、日ハム清宮と左の大砲が1軍で活躍を見せている。2020年はロッテ安田もチームの中軸を担う活躍が期待される。