ハム大谷、好投&163キロも…349日ぶり勝利に「申し訳ない」「申し訳ない」

昨年9月28日以来の勝利、メジャースカウト集結の中で好投

 日本ハムの大谷翔平投手が12日、本拠地での楽天戦で今季3戦目の先発マウンドに上がり、5回2/3を1安打無失点4奪三振3四球で今季初勝利を挙げた。勝利投手となったのは、9月28日の西武戦以来349日ぶり。メジャーリーグのスカウト16球団32人が視察に訪れる中、2回には今季最速の163キロをマークした右腕はお立ち台でファンに「申し訳なかった」と“謝罪”した。

 大谷は2回に茂木への投球で最速163キロをマーク。横尾の先制3ラン、西川の2ランで援護をもらい、勝利投手の権利を持って降板した。

 チームはそのまま快勝。試合後にお立ち台に上がると、「本当に嬉しいですし、こんなに遅れて申し訳なかったなという思いで、早くいいピッチングしたいなという思いで、マウンドにいきました」と振り返った大谷。続けて、今季初勝利となったことを聞かれると「本当にさっきも言いましたけど、申し訳ないなという思いもありましたし、今日いいピッチングを見せられたのは良かったと思うので、今日勝てて良かったです」と「申し訳ない」を繰り返した。

 80球がメドと決まっていた試合で、6回2死を奪ったところで78球で降板。「(イニングの)途中で降りてしまったのはすごく悔しい」として、「最後まで投げきれるように、そういう姿を見せられるように頑張りたいと思います」と誓った右腕。最後は「まだまだ試合があるので、みなさんと勝ちのゲームを作れるように頑張っていきたい」と話していた。

【動画】切れ味抜群のスライダーで三振を奪った日本ハム・大谷

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