ド軍“代役開幕投手”の160キロシンカーに全米驚愕 新人王候補右腕に「馬鹿げてる」
カーショーの代役として開幕投手を務めたメイが160キロの高速シンカーで4回途中1失点
■ドジャース 8-1 ジャイアンツ(日本時間24日・ロサンゼルス)
緊急事態にもドジャースの新星右腕は見事な投球を見せつけた。23日(日本時間24日)のジャイアンツとの開幕マウンドに立つ予定だったクレイトン・カーショーが腰痛で故障者リスト入り。代役として先発したダスティン・メイ投手が4回1/3、7安打1失点の好投を見せた。
最速100マイル(約161キロ)の“魔球”高速シンカーを武器に“開幕投手”を務めたメイ。身長198センチの長身右腕が見せた圧巻投球に目を付けたのは「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏だった。
初回に3番・サンドバルに投じた1球は真ん中から外角に大きく変化する99マイル(約159キロ)のシンカー。さらに2回には6番・マッカーシーを100マイル(約161キロ)のシンカーを投げ込み空振り三振に。150キロ後半のシンカーを軸にジャイアンツ打線を1失点で凌ぐ好投だった。
この動画をフリードマン氏は「エグいシンカー 100点満点」とコメントを添え自身のツイッターで公開。代役の新星右腕が見せた驚愕のシンカーにファンも「馬鹿げている」「一番エグい」「エグい球を投げる22歳の本物」と驚きの声を上げていた。
メイは昨年メジャーデビューを果たし14登板2勝3敗、防御率3.63をマーク。今季は新人王の資格を持っており、MLB公式サイトからも候補の1人として名前が挙がっている。開幕戦で見せた快投劇で一気にブレークするか、注目だ。