ハム2年目横尾にブレイクの兆し 栗山監督が評価する姿勢「覚悟決めて勝負」

日本ハム・横尾俊建【写真:石川加奈子】
日本ハム・横尾俊建【写真:石川加奈子】

スタメン出場ここ6試合で3発

 日本ハムの横尾俊建内野手が13日、本拠地でのロッテ戦の9回に2試合連発となる3号ソロを放ち、チームの完封負けを阻止した。

 打った瞬間、手応え十分だった。9回1死からロッテ・佐々木の直球を振り抜くと、打球は左翼席中段へ。「(打撃コーチの)金子誠さんからいいアドバイスをもらって(頭を)整理できました。打った瞬間? 行ったと思いました」と納得顔で振り返った。

 前日12日の楽天戦で本拠地初アーチとなる先制2号3ランを左中間に放ったばかり。札幌ドームでの2戦連発に「この広い球場で打った瞬間というホームランを打てるのは自信になりました」とうなずいた。

 177センチ、90キロの体型で「おにぎり君」の愛称を持つ右の大砲が、2年目でブレイクの兆しを見せている。8月27日楽天戦(Koboパーク宮城)で釜田からプロ初本塁打をマーク。同試合からスタメン起用された6試合で3発と首脳陣の起用に応えている。

レギュラー獲りよりもまず自身の打撃に集中「できることをやる」

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