ハム有原、8勝目かけ先発登板 ペーニャ警戒「無駄な四球を出さないように」
有原、ロッテ戦へ「試合の流れを意識して投げたい」
日本ハムの有原航平投手が14日、本拠地でのロッテ戦に8勝目をかけて先発する。「1球1球腕を振って投げて、1点取られても次取られないように切り換えて、粘りたい」と力を込めた。
前回登板した7日楽天戦では6回途中11安打6失点で12敗目を喫した。3回に4安打1四球で4失点とビッグイニングをつくってしまったことを猛省。「点を取られた後、冷静になって、試合の流れを意識して投げたい」と失点後の対応を自らポイントに挙げた。
ロッテからは3勝を挙げているが、日本ハムをカモにしているペーニャへの警戒を怠らない。12本塁打のうち7本が日本ハム戦。有原自身、8月2日には2発食らっている。「ランナーをためた状態にしないように。無駄なフォアボールを出さないようにしたい」と話した。
エース候補として開幕投手を任された今季、ここまで7勝12敗、防御率5.06と苦しんでいる。残り試合で来季へのしっかりとした手応えをつかみたいところだ。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)