前日にCS消滅のハム栗山監督 残り19試合へ「ここからのありようが大事」
来季日本一奪回への礎に「こっちはある段階から来年を見据えてやっている」
日本ハムの栗山英樹監督が14日、本拠地でのロッテ戦を前に「ここからの我々のありようが大事」と気持ちを引き締め直した。
前日13日はロッテに1-4で完敗して、今季4位以下が確定。昨季の日本一から一転、クライマックス・シリーズ進出がなくなった。
「昨日あっさり終わらせた責任を感じている。(CSが)なくなったから、逆にここからが大事。『ファイターズは何とかしようと思っている』と思ってもらえないといけない」。残り19試合を無駄にはせず、来季日本一奪還への礎にする。
前夜の試合後にも「ただひらすら申し訳ない」と謝罪した後に「やられやらやり返す。必ずこれが『あの時の』になる」と来季の巻き返しを誓っていた。
「こっちはある段階から来年を見据えてやっている。必ず喜んでもらえるように。前に進むために、負けたら意味がない」と勝利を追求しながら来季戦える形をつくっていく。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)