「待った甲斐あった」「歴史に名を刻む」 秋山翔吾のデビュー戦に称賛の声続々

MLB初打席初安打を放ったレッズ・秋山翔吾【写真:AP】
MLB初打席初安打を放ったレッズ・秋山翔吾【写真:AP】

デビッド・ベル監督はデビュー戦から一夜明けた26日の先発出場を示唆した

■レッズ 7-1 タイガース(日本時間25日・シンシナティ)

 レッズの秋山翔吾外野手が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたタイガースとの開幕戦の6回に代打出場。メジャー初打席初安打初打点を含む2打数1安打1打点の活躍でチームの大勝に貢献した。上々のデビューを飾った秋山に、米メディアからも称賛の声があがっている。

 4-1で迎えた6回2死一、二塁の場面で1番・アービンの代打として打席に入った秋山は、2番手右腕シスネイロの6球目、96.2マイル(約154.8キロ)を中前適時打とした。8回2死の第2打席はニゴロで、2打数1安打1打点。7回守備からは左翼に入り、8回の守備ではカストロの左越えへの飛球をフェンスにぶつかりながらも好捕。西武時代は主に中堅だったが、守備でも存在感を見せた。

 米メディアも試合直後からこの日の秋山の活躍を続々と報じている。地元メディアの「シンシナティ.com」では「ショータイムは6イニング目に訪れる。アキヤマがレッズでのデビュー戦で大事な安打を決める」との見出しで紹介。「ショウゴ・アキヤマのデビューは6回まで訪れなかったが、待った甲斐があった」とし、「明日先発出場することになる」とのベル監督のコメントを伝えている。また、同メディアのレッズ番ボブ・ナイチンゲール記者は「ショウゴ・アキヤマが次のイニングが始まる際左翼のポジションへと走っていったところに、ブルペンにいる救援投手全員が叫び声をあげた」と秋山がチームメートから歓迎される様子をツイッターで明かした。

 レッズ公式ツイッターも「ショーへようこそ! ショウゴ・アキヤマが第1打席でメジャー初安打&初打点を記録!」と投稿。「Local 12/WKRC-TV」のスポーツアンカー、クリス・レンケルは「ショウゴ・アキヤマがメジャー初安打&初打点! 新加入の選手たちがインパクトを残している」と評価、地元紙「デイトン・デイリーニュース」のレッズ番デビッド・ジャブロンスキー記者も「ショウゴ・アキヤマが開幕戦でシンシナティ・レッズの歴史に名を刻む」とツイッター上でそのデビューを歓迎した。代打で途中出場ながらもしっかりと存在感を示した秋山に、早くも熱視線が注がれている。

(Full-Count編集部)

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