打球直撃のヤンキース田中将大 球団が実戦投球映像公開しファン「良い希望」
「良いパフォーマンスを出せるように今日もしっかりと投げてきます」
ヤンキースで4日(日本時間5日)の練習中に頭部に打球を受けて負傷者リスト(IL)に入った田中将大投手が26日(同27日)、実戦形式の投球練習を行った。球団公式ツイッターは投球映像を公開している。
田中は頭部打球直撃のアクシデントから慎重に調整を進めている。この日は傘下3Aスクラントンの本拠地で実戦形式の投球練習に臨んだようだ。ワインドアップからの投球。球団公式ツイッターは「スクラントンでは田中が今日シムゲーム(実戦練習)で登板した」と伝えた。ファンからは「実際の試合で彼に投げさせて下さい」「彼の早期の投球を見られるのは良い希望だ」「レッツゴー」「キング」などとコメントされた。
田中は21日(同22日)に打球直撃から初めて打者相手に投げ、無安打2四球の内容だった。帽子の内側に保護インサートを装着しての投球だった。この日(日本時間26日)には自身のツイッターで「MLB開幕しましたね。僕はチームとは別に残って調整を続けています! またマウンドに戻った時に良いパフォーマンスを出せるように今日もしっかりと投げてきます」と綴っていた。順調にいけば、7月31日(同8月1日)の本拠地レッドソックス戦での復帰が見込まれている。