「ユーティリティーの極み」 ハム杉谷の堅実犠打&“ベンチ芸”に栗山監督も爆笑
試合前ベンチでは大田と共に“カンガルーパンチ”を炸裂、栗山監督も大爆笑
■日本ハム 7-3 オリックス(30日・札幌ドーム)
日本ハムの杉谷拳士内野手が30日、本拠地でのオリックス戦に「2番・左翼」でスタメン出場。この日はヒットこそ出なかったが2つの犠打を決めチームの勝利に貢献。試合前にはベンチで“カンガルーパンチ”を炸裂させ栗山監督を笑顔にさせた。
この日のオリックス戦は7-3で快勝。杉谷も初回無死一塁の場面で犠打を決めるとチームはその後4安打を集中させ4点を先制。さらに4回には無死一、二塁とプレッシャーのかかる場面で一塁方向へきっちり犠打を決め追加点を演出した。
試合前のベンチでは恒例? となっている大田と“カンガルーパンチ”を炸裂させ、栗山監督も思わず笑みを浮かべる場面もあった。杉谷の活躍を「パーソル パ・リーグTV」も「今日の杉谷 指揮官の笑顔+大事な場面で犠打2つ」とのタイトルで動画を公開。これにはファンも賛辞を送っていた。
「杉谷がスタメンだと勝つ」
「犠打もできる3割バッター」
「ユーティリティプレーヤ―の極み」
「拳士の犠打は大きなチャンスメイクでした!」
ここまで24試合に出場し打率.300、2本塁打4打点、6犠打と2番としては申し分ない成績を残す杉谷。チームのムードメーカー、そして打線のキーマンとしても無くてはならない存在となっている。