大谷翔平、最速156キロも異変? 140キロ台に球速低下で2回途中5四球2失点で降板
805日ぶり勝利をかけて復帰2戦目登板したが…
■アストロズ 6-5 エンゼルス(日本時間3日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のアストロズ戦で今季初勝利をかけて先発登板した。18年10月の右肘のトミー・ジョン手術後2度目の公式戦登板。初回は8球で無安打無失点に抑えたが、2回は3者連続四球でピンチを招いて2者連続押し出し四球を許した。最速は97.1マイル(約156.2キロ)だったが、2回途中から球速は140キロ台に低下した。
初回は先頭・スプリンガーを87.9マイル(約141.4キロ)のスプリットで空振り三振。続くアルトゥーベはセーフティバント失敗で2死を奪い、ブレグマンは初球で右飛に抑えた。初回は8球で3者凡退に抑えた。
2回はブラントリー、グリエル、レディックを3者連続で四球で歩かせた。無死満塁からタッカーを空振り三振、メイフィールドを96.3マイル(約154.9キロ)のフォーシームで見逃し三振。ガーノー、スプリンガーに押し出し四球を許した。1回2/3で50球(ストライク25球)、無安打2失点、5四球3奪三振だった。防御率37.80。
693日ぶりに投手復帰した7月26日(同27日)の敵地・アスレチックス戦では1死も取れずに3四球3安打5失点。最速は94.7マイル(約152.4キロ)だった。1日(同2日)のオンライン会見では「ワンアウト取りたいですね」と雪辱を期していた。
その後、チームは2点を追う3回にプホルスの2号満塁弾で逆転。通算15本目のグランドスラムで通算658本塁打。歴代5位のウィリー・メイズに2本差に迫った。1点差の9回に同点に追いつかれ、試合は延長戦に。点の取り合いとなった延長11回、ブレグマンに決勝の中前適時打を許した。開幕から3カード連続負け越しとなった。
また、試合後に球団は大谷が登板後に右腕の違和感を訴えてMRI検査を受けるため、病院へ向かったことを発表した。結果はまだ分かっていない。