田中将大6回に満弾浴びて呆然降板、3被弾で自己ワーストタイ8失点KO
勝てばPO進出決まる一戦で、まさかの炎上
ヤンキースの田中将大投手が22日(日本時間23日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発し、5回2/3を投げて3被弾を含む6安打6奪三振3四球8失点(自責7)。6回に満塁弾を浴びた場面で降板し、13勝目には届かなかった。
勝てばプレーオフ進出が決まる大事な一戦。本来予定されていた20日(同21日)ツインズ戦から急遽予定変更されての先発マウンドで、波に乗りきれなかった。ヤンキースは初回にジャッジの46号ソロで先制。幸先良い援護を受けてマウンドに上がった田中だったが、味方失策も絡んで1死一、三塁としたところで、バティスタの三ゴロで同点に追いつかれた。
2回は3者凡退も、3回1死からエルナンデスに3号ソロを左中間に運ばれると、4回にはマーティンに13号2ランを左翼席に叩き込まれた。5回は走者を出しながら無失点に抑えたが、6回に再び捕まった。
先頭バティスタに四球を与えると、続くピラーにスライダーを中前打とされ、無死一、二塁。ここでマーティン、モンテロを連続空振り三振としたが、代打モラレスを四球で2死満塁のピンチを迎える。迎えたゴーインズに2ストライクから3球目内角スライダーをフルスイングされ、右翼席に飛び込む8号満塁弾とされた。
1-8とリードを広げられ、ガックリと肩を落とした田中は95球(64ストライク)で降板した。今年5月14日アストロズ戦に並ぶ、自己ワーストタイの8失点でKOされた。
(Full-Count編集部)