デビュー2連敗の山口俊に「最善のチャンスを与えたい」 投手コーチが活躍へ後押し宣言
山口俊はデビュー2連敗も制球改善へ注力中、投手コーチ「アウトを取る能力を持っている」
ブルージェイズの山口俊投手はメジャーリーグで活躍できるのか。米メディア「ジ・アスレチック」はブルージェイズの話題を取り上げる中で「シュン・ヤマグチはフィットできるか?」として日本からやってきたオールドルーキーに注目。ピート・ウォーカー投手コーチらの証言をもとに制球改善を求めている。
山口はメジャーデビューから2試合連続でタイブレーク登板して2連敗。2戦連続で制球に苦しみ、防御率36.00と苦しいスタートとなっている。同メディアは「ヤマグチは両方の登板で制球に苦しんだ。間違いなく、防御率36.00とスタットキャストのデータは明るい兆しではない」とした上で、山口が制球改善に取り組んでいることを紹介。「具体的には、ストライクゾーンのある部分への取り組みと、特定のカウントの時の球種についてである。ブルージェイズは最初の苦戦がアプローチの変更とプレッシャーの低い場面で起用することで改善されることを望んでいる」と伝えた。
ピート・ウォーカー投手コーチは「彼の強みを引き出し、成功への最善の機会を与えること。それを目指している。我々は彼がメジャーリーグの打者からアウトを取る能力を持っていると思っている。日本で活躍し、三振を奪う能力を持っている。プレッシャーの低い場面で投げることにより、もう少し慣れることができ、それからもっと起用できるようになると思う」と話している。60試合制と短縮された波乱のルーキーイヤー。昨季巨人で投手タイトル3冠を受賞した輝きを再び取り戻してほしいところだ。
(Full-Count編集部)