田中将大、筒香嘉智との日本人対決は「肌で感じて考えて」 8日レイズ戦で先発
8日の敵地レイズ戦で先発する「自分の狙ったところに投げられるように」
ヤンキースの田中将大投手は、7日(日本時間8日)の敵地・レイズ戦で今季初勝利をかけて先発する。6日(同7日)に報道陣のオンライン会見に応じ、「全体的にファストボールの力強さはあったと思いますけど、自分のストロングポイントでもある制球というところがまだ少し戻ってきていない感じがしたので、直球、変化球ともにしっかりと自分の狙ったところに投げられるようになっていきたいと思っています」と意気込みを語った。
メジャー1年目の筒香嘉智外野手と対決する可能性もある。「僕が日本にいた時に彼はまだレギュラーとして出ていなかったので、対戦経験はないです。対戦してみないと分からないこともたくさんあるので、彼のことは全然わからないですね」。世界最高峰の野球リーグでの日本人対決。「どういう打者なのかというのは、しっかり自分で対戦して肌で感じて、考えていかないといけないと思うので、まあいくらデータとか色んなものが出てきてますけれども、まあ実際に勝負するまでなんとも言えないですね」と話すにとどめたが、日本からの期待は感じ取っているという。
「日本を背負っているとかというよりは、いちプレーヤーとして自分が目指すところに向かってやっていくことが日本に良いニュースとなって届くと思います。日本からの期待を背負っているという思いはありますけど、日本を代表してマウンドに立っているという気持ちはないですね」
7月4日(同5日)のキャンプ再開初日を頭部に打球が直撃。順調にリハビリを進めて臨んだ前回8月1日(同2日)のレッドソックス戦では2回2/3で4安打2失点(自責1)。51球を投げたところで降板となった。「直接は聞いていないので分からないですけど、(球数は)少し増えるくらい、オープン戦の期間と同じ感じじゃないですかね。そんなに大幅に増えたりとかはないと思います」と話した。「いつものレギュラーシーズンとは違う部分がたくさんあるので、そこは色々あってもこういうシーズンだからと割り切ってやるように心がけています」と静かに闘志を燃やした。
(Full-Count編集部)