前田健太が8月6日登板に込めた広島への思い「今日1日を大切に。感謝を忘れずに」
新天地3勝目はならなかったものの現地時間8月6日に6回3安打3失点と好投した
■パイレーツ 6-5 ツインズ(日本時間7日・ピッツバーグ)
ツインズの前田健太投手は6日(日本時間7日)、敵地・パイレーツ戦で先発登板し、6回3安打3失点と好投した。自身初の開幕3戦全勝、メジャートップタイの今季3勝目の権利を持って降板したが、守護神ロジャースが崩れて逆転サヨナラ負け。勝ち星はお預けとなった。防御率2.65。
3点リードの2回、無死一、二塁からポランコに同点の右越え3ランを浴びたが、その後は安打を許さない安定感抜群の投球だった。2回無死から6回2死でベルに四球を与えるまで14者連続アウト。6回80球(ストライク53球)を投げ、4奪三振1四球、3安打3失点。2試合連続のクオリティースタートを達成した。
75年前の8月6日。古巣カープが本拠地とする広島市へ原子爆弾が投下された。前田は自身のツイッターで「アメリカの8月6日の今日登板しました。6回3失点。粘り強く感謝の気持ちを持ちマウンドに上がりました。今日1日を大切に。そして、日々感謝を忘れずに。広島から遠く離れた場所からですが、原爆でお亡くなりになられた方たちのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と綴った。
(Full-Count編集部)