昨季世界一カブスが2季連続地区優勝、本拠地調整の上原は歓喜に加われず

地区優勝を決めシャンパンファイトで喜ぶカブスの選手たち【写真:Getty Images】
地区優勝を決めシャンパンファイトで喜ぶカブスの選手たち【写真:Getty Images】

2年連続地区制覇で2年連続ワールドシリーズ優勝目指す

 カブスは27日(日本時間28日)、敵地でのカージナルス戦に勝利し、89勝69敗で2年連続地区優勝を決めた。2007年、08年の地区連覇以来の快挙となった。

 混戦を極めたナ・リーグ中地区だったが、最後に勝利の美酒に酔ったのは、昨季108年ぶりワールドシリーズ優勝を果たしたカブスだった。優勝マジック1で臨んだこの日。2回に1点を先制されるが、7回にラッセルの12号3ランなど5点を加えて一気に逆転。投げては、ベテラン右腕ラッキーが6回1失点の好投で、チームを優勝に導いた。

 今季から加入した上原浩治投手は状態を崩したため、本拠地に残留して調整中のため、シャンパンファイトには参加できず。今季はここまで49試合に登板し、3勝4敗2セーブ、防御率3.98の成績で、貴重な中継ぎとしてチームに貢献した。

 カブスはこれで2年連続7度目の地区優勝。悲願の2季連続ワールドシリーズ優勝に向けて、一歩踏み出した。

(Full-Count編集部)

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