新人三塁手が“とんでもない”スロー 米実況も感嘆「マチャド、アレナド級」
チャップマンが圧巻の強肩披露、本拠地大歓声
アスレチックスのマット・チャップマン内野手が27日(日本時間28日)の本拠地マリナーズ戦で驚異の送球を見せて球場を沸かせた。
アスレチックスが2点リードで迎えた6回だった。2死一塁の場面でモターが放った打球は三塁方向へと飛んだ。このボールを三塁のチャップマンは一度はつかみ損ねたが、素手で拾い上げると、ファウルゾーンへと大きく踏み出したところから一塁へ送球。難しい体勢から投じたボールは一塁に向けてきっちりとコントロールされ、走者をアウトに仕留めた。
今年6月にメジャーデビューを果たしたばかりの24歳が見せた好プレーに本拠地は沸き返り、ベンチでもチームメイトが祝福。このプレーでこの回を無失点でしのいだアスレチックスは8回に一時同点に追いつかれたが、9回にキャンハのサヨナラ弾で競り勝った。
24歳が披露した好送球はMLB公式ツイッターでも「このチャップマンのスローは本当にとんでもない」とレポート。敵地シアトルで試合を中継した米メディア「root sports」の実況も「チャップマン、ファウルグランドから投げました! なんてプレーでしょう。マチャド、アレナド級です。素晴らしいプレーです」と感嘆して賛辞を贈っていた。