新型コロナ対策を無視する乱闘劇に米呆れる 「理解できない」「マスクは?」

アスレチックス-アストロズ戦で今シーズン初の乱闘が勃発【写真:AP】
アスレチックス-アストロズ戦で今シーズン初の乱闘が勃発【写真:AP】

アスレチック対アストロズ戦で禁止されている乱闘劇が発生

■アスレチック 7-2 アストロズ(日本時間10日・オークランド)

 禁止されていた乱闘劇に全米が呆れかえった。9日(日本時間10日)にオークランドで行われたアスレチックス-アストロズ戦で乱闘が起き、アスレチックスのラモン・ラウレアーノ外野手とオースティン・アレン捕手が退場処分を受けた。新型コロナウイルス対策を無視する愚かな行為にファンも「理解できない」と苦言を呈している。

 ソーシャルディスタンスを無視した乱闘劇が起きたのは7回だった。1死からアスレチックスのラウレアーノの背中にすっぽ抜けのカーブが直撃。怒り心頭のラウレアーノはアストロズ捕手のマルドナードや審判団に制止されながらも一塁ベースへ向かったが、相手ベンチから罵声を浴びるとアストロズ側の一塁ベンチへ突進。

 これを合図に両軍が一塁ベンチ前に集結し乱闘騒動に発展した。この一部始終を米スポーツ局「ESPN」公式ツイッターが動画で公開。ルールを破った両軍にファンも呆れかえっていた。

「ソーシャルディスタンスがなってないね」

「またアストロズ?」

「大人が。ロールモデルとなるべき人たちが。理解できないよ」

「誰もマスクをつけていないし、明らかにソーシャルディスタンスじゃない」

「両チームとも2週間隔離されなくては」

 7月28日(同29日)のアストロズ対ドジャース戦でもケリーが2度の報復投球で打者を打ち取った際には舌を出すようにして挑発。あわや乱闘かというシーンに発展し大リーグ機構はケリーに対して8試合の出場停止処分を科している。サイン盗みで大批判を浴びたアストロズ絡みの乱闘騒動は今後も続きそうだ。

(Full-Count編集部)

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