“アシスト本塁打”のエラー判定にレンジャーズ側は不満? 「まだ判定に討論」
エンゼルスのアデルが飛球をグラブで弾きフェンスを越える、判定はエラーも…
■レンジャーズ 7-3 エンゼルス(日本時間10日・アーリントン)
エンゼルスの若手有望株、ジョー・アデル外野手が9日(日本時間10日)、敵地のレンジャーズ戦の守備で犯した珍プレー。飛球をグラブで弾きフェンスを越えた“本塁打”は「4ベースエラー」と記録されたが、レンジャース側は不満の声を上げている。
アデルは5回の守備でレンジャーズ・ソラックが放った右翼後方への打球をグラブで弾き右翼フェンスを越えるスタンドインの珍プレーを犯した。一度はホームランと判定されたが公式記録員は議論の末に「4ベースエラー」に変更された。
だが、地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」はレンジャーズ側が納得していないことを伝えている。MLB機構では際どい判定は最初の判定から24時間以内に再検討されることがあり、まだ覆る可能性があることを指摘。クリス・ウッドワード監督は試合後に「私はまだその判定について討論している」と口にすると、エラー判定を受けたソラックも「私は絶対にホームランに値すると思っているよ」と笑いながら答えたという。
今回の“珍事”を同紙は1993年、レンジャーズのホセ・カンセコが“ヘディングアシスト”でホームランとして認定されたこと言及し「いまや野球ファンには(カンセコの)他にも思い浮かぶことができる」と伝え、アデルのアシストもホームランに認定されることを祈っているようだ。
(Full-Count編集部)