岩隈久志が右肩内視鏡手術をブログで報告「無事に終わり、安心しました!」
投球再開まで約5か月と球団発表「メジャーのマウンドで恩返し」
マリナーズは29日(日本時間30日)、岩隈久志投手が27日(同28日)に右肩内視鏡手術を受けたと発表した。レンジャーズのチームドクターを務めるキース・マイスター医師が執刀したという。
岩隈は5月6日に先発した後、右肩の炎症で故障者リスト(DL)入り。戦列復帰を目指してリハビリに励んだが、一進一退を繰り返し、今季中の復帰はないと伝えられていた。今季は6試合に登板して0勝2敗、防御率4.35と不本意なシーズンとなっていた。球団発表によれば、キャッチボール再開まで5か月を要する見込みだという。
岩隈自身もブログで手術を報告。「肩のクリーニング手術をしました。無事に終わり、安心しました!
来シーズンの復帰に向けてリハビリしっかり頑張ります」と綴った。3人の子供たちに囲まれる術後の写真も掲載し、「アメリカは日帰り手術なので、家族もサポートしに同行してくれて、嫁さんが専属看護師になってくれています(^_^)」と家族のサポートに感謝した。また、球団やスタッフのサポートにも感謝を伝え、「来シーズン、メジャーのマウンドに立つ事で皆さんに恩返ししたいと思います」とメジャー復帰に意欲を見せた。
シーズンの大半をDLで過ごした岩隈は、来季の契約を自動更新できず。年俸1000万ドル(約11億2400万円)の1年契約を行使するか否かは球団が選択権を持つ。行使しない場合には、100万ドル(約1億1240万円)が岩隈に支払われ、フリーエージェントとなる。
来季の去就が気になるが、まずは健康な体に戻ることが一番。「ファンの皆さんもいつも激励をありがとうございます! 頑張ります(*^^*)」と綴った右腕が、再びメジャーのマウンドで躍動する姿を期待したい。
(Full-Count編集部)