鷹・柳田、驚愕の右手1本で“規格外”逆転14号3ラン! 敵も味方も唖然呆然の1試合2発
2回の第2打席でも13号2ランを放った柳田は1試合2発
■ソフトバンク – オリックス(11日・PayPayドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が右手1本で逆転3ランを放った。11日、PayPayドームでのオリックス戦。1点ビハインドの6回に右手1本で右翼ホームランテラス席まで運ぶ逆転の14号3ランを放った。
エース千賀がT-岡田に逆転満塁本塁打を浴びて1点のビハインドとなったソフトバンク。6回、川瀬、松田宣が四球を選び、2死一、二塁で打席に入った柳田。変則左腕の齊藤綱が投じた3ボール1ストライクからの5球目、緩いスライダーを泳ぎながら、右手1本で捉えると、打球は高々と舞い上がってテラス席へと飛び込んだ。
起死回生の逆転3ラン。体が泳いだ反動でヘルメットが脱げ、柳田は髪をなびかせながらダイヤモンドを一周した。打たれた齊藤綱はマウンド上で呆然とし、膝に手をついて肩を落とした。ベンチで見守っていた千賀が驚きの表情を浮かべるなど、敵、味方かまわず度肝を抜かれる一発となった。柳田は2回にも13号2ランを放っており、7月8日の楽天戦以来、今季2度目の1試合2本塁打だった。