前田健太が7回途中2失点3勝目 女房役が明かす好投の要因「今年1番キレあった」
捕手のガーバーが語る前田「スライダーがかなり良かったけど、チェンジアップもアメージングだった」
■ツインズ 12-2 ブルワーズ(日本時間13日・ミルウォーキー)
ツインズの前田健太投手は12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦で先発して、無傷の3勝目をあげた。6回2/3を投げて5安打5奪三振2失点と好投し、チームは12-2と大勝。メジャートップタイの3勝目、メジャー通算50勝目をマークし、今季は3勝0敗、防御率2.66となった。
圧巻の好投だった。初回から制球力が抜群だった前田。3回まで3イニング連続で3者凡退に封じ、4回2死でイエリッチに初安打を許すまで11者連続凡退に打ち取った。6回2死二、三塁でウリアスに2点適時打を許したが、3試合連続のクオリティースタートという好投だった。
この好投には前田をリードした女房役のミッチ・ガーバー捕手も手放しで称賛した。MLB公式サイトのツインズ番記者パク・ドゥヒョン記者は自身のツイッターでガーバーのコメントを紹介。「彼は今夜とても良い投球をした。スライダーがかなり良かったけど、チェンジアップもアメージングだった。両方とも制球が良かった」と全球種の斬れ味が抜群だったと証言した。
また、「スライダーが落ちて、チェンジアップも鋭く沈む。彼はどのカウントでもそれらを投げられるんだ。直球が必要なら、それも投げられる。ただ本当に本当に素晴らしい登板だった。今年彼を見た中で1番キレがあったと思う」ともコメント。前田の投球が今季の登板の中で最も優れていたとの印象を語っていた。
(Full-Count編集部)