ムネリン提案!? ホークス選手の体調維持に一役買った「食」の試みとは
今季途中から変わった選手サロンの風景
2年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンク。16日の西武戦(メットライフD)で、工藤公康監督が宙を舞った。優勝決定時点で2位に14.5ゲーム差をつける、ぶっちぎりの優勝を決めた今季。シーズン終盤になっても失速せず、楽天との差をみるみると広げていった。1年にわたり厳しい戦いを戦ってきた選手たち。そのコンディション維持には、「食」の試みが一役買っていた。
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ソフトバンクが勝利した試合後の食事の流れはこうだ。ベンチ前で監督、コーチ陣とハイタッチを終えた選手は、ベンチ裏で待つスタッフらともハイタッチを交わし、選手サロン、ロッカーへと引き上げていく。この選手サロンで、工藤公康監督の取材対応、そしてその日のヒーローの取材対応が行われる。
その選手サロンの景色が、今季途中から変わった。それまでは、独身者と希望者に夕食(とはいってもお弁当)が用意されることはあったが、基本的には翌日がデーゲームの時のナイターだけ。それが毎試合後、学校の給食を思い出させるような感じで、机の移動が始まり、10人が掛けられるほどのシマが出来る。取材対応が行われている中で、そこにはサラダが並び、1人、また1人と選手が集まって食事を始めるのだ。
サラダに始まり、主食、主菜、副菜と栄養バランスも考慮された食事。アメリカ帰りの川崎宗則がメジャーリーグでの経験から発案したらしいが、試合後すぐに食事を取ることは疲労回復、肉体強化に最適なのである。