上原浩治、1か月登板なしで終了もPOへ意欲「完全に終わるまでは諦めずに」
レギュラーシーズン終了を報告「最後の一ヶ月が本当に悔しい」
カブスの上原浩治投手が日本時間3日、自身のブログを更新し、今季に関して悔しい胸中を吐露しつつ、プレーオフの登板を最後まで諦めない姿勢を見せた。
先月2日のブレーブス戦に投げて以降、登板がなかった42歳は今季49登板で43イニングを投げ、3勝4敗14ホールド2セーブ、50奪三振、12四球、防御率3.98でレギュラーシーズンを終えた。
右腕は自身のブログで「162試合のレギュラーシーズンが終わりました。最後の一ヶ月が本当に悔しいですね」と悔しさをにじませ、「怪我っていうわけではなく、身体に異変が起きて、そこからバランスがおかしくなっていった感じだからね。だいたい原因も分かったし、たまたま起こった出来事ってこと。防ぎようがなかったと思ってるし、ちょうど疲れてた身体に菌が入ったようなもん」としながら、「肩、肘を痛めたわけじゃないし、まだまだ投げれるよ」と意欲を燃やした。
また今季49試合の登板で終わったことについて60試合は投げたかったね」と胸中を吐露。連投やデーゲームなどで課題が出たことに触れつつ、「ただ、まだプレーオフが残ってる。投げれるかもしれない。完全に終わるまでは諦めずに練習しようと思ってます。これからこれから!!」と力を込めた。
昨季、108年ぶりにワールドシリーズを制したカブスはナ・リーグ中地区を制してプレーオフ進出を決めている。今季加入した上原は10月の戦いで躍動できるか。右腕の奮起に期待したい。
(Full-Count編集部)