2勝目のド軍カーショー、大谷翔平の“快足安打”を防いだ好守に感謝「アンビリーバブル」
ここ数年は球速低下を指摘されていた「満足している。気持ち的にモヤモヤしていた」
■ドジャース 7-4 エンゼルス(日本時間15日・アナハイム)
ドジャースのクレイトン・カーショー投手は14日(日本時間15日)、敵地のエンゼルス戦で先発。7回1安打1失点と好投し、今季2勝目を挙げた。
安打、失点は5回先頭で許したレンドンのソロ本塁打のみ。3度のサイ・ヤング賞を受賞している左腕は7回91球(ストライク61球)を投げ、6奪三振2四球、1安打1失点と圧巻の投球を見せた。前回8日(同9日)の本拠地ジャイアンツ戦では5回途中4失点で今季初黒星を喫したが、きっちり修正した。「全然良かったよ。(レンドンは)素晴らしい打者だ。難しい打席だったね」と振り返った。
大谷は3打席無安打に抑えた。5回無死では二塁・ヘルナンデスが大谷の右前へ抜けそうな打球をダイビングキャッチ。素早く一塁送球してニゴロとした。カーショーは「ゴロがたくさんあったね。キケはアンビリーバブルだったよ」と喜んだ。ここ数年は球速低下を指摘されているが、この日のフォーシームは92~93マイル(約148~150キロ)と走った。「満足しているよ。それ(球速)が全てではないけど、ここ数年はそのことで気持ち的にモヤモヤしていたからね」と表情を緩めた。